「テキストを見たらわかるのに、
 英語が全然聴き取れない……」
私も同じ壁にぶつかりました(^^;
英語が聴き取れないのは、
ぶつ切れの単語ではなく
文章になると音が変わるから。
英語の音についてしっかり学べば、
土台の単語力・文法力とかけ算で
リスニング力はグッと伸びます!
この記事では、
英語初心者が今日から始められる
リスニング力アップの3ステップをご紹介します。
ステップ1:フォニックスで“音と文字”をつなげる

英語のつづりと音にはルールがあります。
これを知っていると
「知っている単語なのに聞き取れない」
というストレスがぐっと減ります。
たとえば、
- sit / seat / set
 - hat / hut
 - cup / cap
 
簡単な単語ですが、
文字では区別できても、
耳では混ざりやすいですよね。
フォニックスでは、
こうした母音や子音の基本的な音を
「口の形」「舌の位置」から学びます。
👉 ポイントは
「全部覚えようとしないこと」。
最初は 母音の短い音(æ / ʌ / ɪ など) や、
日本人が苦手な R/L・B/V・th に
絞って練習するだけで十分です。
私はこちらのテキストで
発音を習得しました。
今ならこちらのテキストもおすすめです。
ステップ2:テキストを見ながら“音の変化”を見破る

英語が聞き取れない最大の理由は、
単語同士がつながって発音が変わるから。
たとえば、
- want to → wanna
 - next day → nex(t) day
 - good boy → goo(d) boy
 
こうした
「消える・変わる・つながる」
音を知るだけで、
聞き取りの精度は一気に変わります。
実践方法
- 短い音声(10〜20秒)とスクリプトを用意
 - まずは音声だけで聞く(意味はとれなくてもOK)
 - 次にスクリプトを見ながらもう一度聞く
 - 音がつながったり消えたりしている場所に印をつける
つながり→◠
消失→() - 印をつけた部分を中心に声に出して練習
 
👉 私はこれをやり始めてから、
単語を一つひとつ聞き取ろうとしなくなり、
「塊で理解できる」感覚が持てるようになりました。
このときのテキストは、薄くて簡単なものでOK!
私は当時、NHKラジオ講座の基礎英語3を使いました。
今なら『基礎英語レベル2』ですね。
高校受験用のテキストからはじめると、
量もレベルもちょうどいいと思います。
知ってる単語ばかりなのに、
案外聴き取れなくて、びっくりするかも?!
ステップ3:シャドーイングでリズムを体に染み込ませる

最後はシャドーイング。
音声を聞いた直後に、
そっくりそのまま声に出して追いかける方法です。
大切なのは 完璧に言おうとしないこと。
消えた音や弱い音を
「なんとなくでも口に乗せる」だけで十分です。
「あ、ここが変わるんだ」
という感覚を口に覚えてもらいましょう!
続けやすい工夫
- 最初はスクリプトを見ながら → リズムを確認
 - 慣れてきたらスクリプトなしで → 耳だけで追いかける
 - 1回3〜5分でOK、毎日少しでも続ける
 
声に出すことで、耳と口が連動し、
ただ「聞く」よりも圧倒的に記憶に残りやすくなります。
まとめ:音の変化に気づけばリスニングはラクになる

- フォニックスで単語の音を正しく知る
 - テキスト×音声の比較で音のつながりを理解する
 - シャドーイングでリズムごと体に入れる
 
この3ステップを実践するだけで、
「聞こえない」が「わかる!」に変わります。
英語の音は最初こそ壁に見えますが、
少しずつ耳を慣らしていけば必ず突破できます。
しかも、初期に音の変化を修得してしまえば、
ずーっと使える土台になります。
👉 今日の5分から、ぜひ試してみてくださいね。